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燈樹-Akarigi -は植木屋、空師として松戸市を中心に千葉・埼玉・東京・茨城のエリアでお仕事をさせて頂いております。

個人事業ながら、個人のお客様から企業様まで幅広くお仕事をご依頼いただいております。

お庭の樹木管理・伐採など、お困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせ頂けたらと思います。

即日対応を心がけておりますので、よろしくお願い致します。

お急ぎの方はお電話をおすすめ致します。

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業務内容

  • 個人宅のお庭の管理
  • 樹木の剪定、刈り込み、伐採など
  • ロープワークによる高木剪定
  • 高所作業車の届かない箇所の枝おろし
  • 大きな木の伐採(重機等の手配含む)
  • 重機の入らない箇所の伐採
  • 広い土地の伐採、整地等
  • 薬剤散布による害虫駆除
  • 家に巻き付いたツル取り

その他、他社に断られた難しい現場でもご相談下さい!

剪定について

業務の中で、樹木の剪定という作業がございます。

一般的なイメージの通り「大きくなってしまった木を小さくしたい」「形を整えてほしい」という要望の時に行う作業となります。

植木屋さんからすると、もっと早くから植栽の管理をしたかったな、と思います。

樹木の剪定(樹を切る)行為は、1:樹木のホルモンバランスが崩れる 2:切り口から腐朽菌(腐り)が侵入する などの原因となります。

1:樹木のホルモンバランスが崩れる について

樹木はホルモンによって枝を成長させたり、幹を太くしたり、葉っぱを出したり、花を咲かせたりします。

剪定によってホルモンバランスが崩れるというのは、葉っぱの量や花芽などを大量に切ってしまうと葉芽や花芽から出るホルモンの信号を樹木が受け取れなくなります。

その結果、変な枝(徒長枝)がいっぱい出てきます。

徒長枝は成長が早い代わりに組織としては軟弱とされていますが、何年も成長し続けた徒長枝は人が乗っかったぐらいじゃ折れないぐらい強くはなります。

「小さくするために樹を切ったのにすぐに大きくなってしまった」パターンは上記が原因になっていることが多いように思います。

2:切り口から腐朽菌が侵入する について

見てわかる腐朽菌といえば、樹から生えてるキノコがそれです。

樹木の傷口の治りは人間と比べると、とても遅いです。人間の場合だと傷口からばい菌が入った等と同じように、樹木は傷口から腐朽菌が入ります。

樹木に腐朽菌が入るとどうなるでしょうか。例えば、中が空洞になって折れやすくなったり、枝が腐って落ちてきたり、など剪定が原因だろうと思われる樹木は多く見受けられます。

それでも、お庭の面積は限られているので樹木を小さくしなくてはならない場合だらけだと思います。

植木屋では徒長枝だらけになった樹を「暴れている」と表現します。それを数年間かけて「落ち着かせ」ます。

これはどの枝をどのくらい切り、どのような目的でこの樹を植えたのか等を考えて樹木ごとに管理方法を模索します。

また、切り口から腐朽菌が入るといいましたが、腐朽菌の侵入を最小限に抑えるためには樹木が元気であることが重要になってきます。しかし、大きく育った樹を一気に小さくすると樹木は光合成量が低下します。人間でいうところの「無理なダイエット」です。無理なダイエットは身体を壊すのと同様に樹木も腐朽菌を含む菌やウイルスに抵抗する力が弱くなってしまいます。

抵抗する力を残しながら樹木の維持管理を行うために、何年間も同じ樹に関わっていくことが植木屋にとっては理想です。

危険(倒木・枝折れ)な樹木の特徴・見分け方

2024年現在で倒木・枝折れのニュースを目にすることが増えた気がします。

倒木の危険性がある樹木について

※以下記載することは樹種によっても異なりますのでご不安な場合はお声がけいただけましたら幸いです。

1:頂部に枝葉が密集しており、風を強く受ける箇所にある樹木

樹が大きいほど、風を強く受ける場所に植えてある樹木は倒れる可能性はあります。樹木がどれくらい健康か、根がどのように張っているか等、定期的に確認していただきたいです。

2:根元が枯れている・根元にキノコが生えている

キノコが生えているということは、樹木の中は菌で満たされている状況になっています。菌で満たされた根っこは一部枯れていたりします。手で押したときに地面付近から樹が全体的に揺れるようでしたら相当危ない状況であると思われます。

3:地面が固い・地面が柔らかい斜面地・根が張れる空間が確保されていない

地面が固い場合は、根が地表部分に集中し結果として倒木のリスクがございます。また、地面が柔らかすぎたり、根が張る空間がない場合は根っこの機能が十分に発揮されない場合がございます。

枝折れの危険性がある樹木について

※枝が落ちてくるか、折れた状態で樹にぶら下がるかは樹種と状況によって異なります。

1:枝が枯れている

樹木を見たときに、明らかに枯れている箇所がある場合は枝が落ちてくる危険性がございます。

一か所枯れている箇所を見つけた場合、他の箇所も枯れている可能性もあるので枯れ枝が落ちた跡があったりしたら注意が必要です。

2:枝の一部が不自然に盛り上がっている

枝の盛り上がった箇所は、前に枝が傷ついたことがあることが多いです。一度傷ついて繊維は健全に戻ることはないので、折れるとしたら盛り上がったる所付近で折れることが多いです。

また、ウイルス・菌類や他の樹木に寄生されている場合も枝が盛り上がっており、その個所は折れやすくなっています。

3:枝にキノコが生えている

キノコが生えている付近は折れやすくなっている場合が多いです。すぐに折れるわけではありませんが、折れるとしたらキノコが生えているところから、という場合が多々あります。

樹木は風など受けると揺れたりして力を受け流しています。しかし、強すぎる風が吹いたりした場合は見た目は変化がなくても樹の内側はダメージが蓄積していることがございます。

ダメージが蓄積していると、急に枝が折れたり落ちてきたりします。

ご不安や疑問などございましたら調査等も行いますので、お気軽にお問い合わせいただきたく思います。

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ご挨拶

植木屋として沢山のご依頼を頂きました。

個人のお客様に関して感じることは、自分が管理できる範囲を超えて樹木があるということです。

私は、まずは生活空間と自分の許容範囲に合った樹木の選定をお客様とご相談しながら一緒に考えていきたいと思っております。

専門の知識や経験を蓄え、お客様との会話やご依頼の中でより良いものをご提案したく考えております。

ぜひ、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。